2001年に書いたブロードバンドについてのコラム。まだISDNでのインターネット接続があたりまえのときの
コラムです。
あらためて読み返すとたった5年で様変わりしてますね。
まず無線のFWAは個人、企業には浸透してませんでした。。HOTSPOT、WI-FIなどの
無線LANサービスは別途普及しました。
CATVもこれに有線放送が加わるとは思ってませんでしたし、
ADSLも今じゃ下り50メガ、上り3メガくらいまで速度アップ。
光ファイバーもNTT東西のサービスで家庭内にもだいぶ広まってきました。
それも電話の固定料金を下げてトータルコストが低いというメリットでアピールしてます。
一番これからどうなるか見所(?)は電力線通信です。今はPLC
コンセントを使ってのネットワーク構築は安価でしかも200メガクラスの速度も出る
メリットがあります。
スペインではすでに1万世帯が使っているようです。日本のメーカーもモデムを作って納入したり
してます。
問題は漏洩電波が無線に影響を与えること。
2006年秋には家庭内使用については解禁されるとの話で各メーカー(住友、松下、三菱など)が
モデム販売合戦を始めるかと思いきや・・・。
やはり雑音電波に対する問題でどうなるかわからなくなってきた。
もともと反対してた日本アマチュア無線連盟が説得され賛成になったにもかかわらず
アマチュア無線家は独自に反対署名活動。天文学者も電波望遠鏡での観測ができなくなる可能性を訴え、短波ラジオもノイズだらけになると想定される。
2006年9月13日の電波監理審議会に注目です。
(結審後、コラム追記に)
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- 2006/10/08(日) 12:30:41|
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